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イラストの内容
昨日の仕入れた商品を返品した時の仕訳を勉強した山田くん。
売れた商品が返品されたらどうなるのか?気になりました。
今日は、販売(売上)した商品が返品された時の仕訳です。
掛売り上げ(おさらい)
- 売り上げの収益が発生した。
「売上」は収益なので⇨収益(+)で右 - 代金は掛けなので後でもらう権利発生。
「売掛金」は資産なので⇨資産(+)で左
こういう仕訳をしていました。
売掛金 50,000/売上 50,000
商品が返品された
売り上げた商品が返品されるということは
- 返品分の売上が減る
- 返品分の売掛金(もらえる権利)も減る
この返品分の取り消しをする仕訳を行います。
また、売り上げた商品が返品されることを「売上戻り」といいます。
返品された時の仕訳
「以前、掛けで販売した商品のうち10,000円分が返品された」
なので、返品は売り上げた時の逆の仕訳になります。
1、売上という収益が減った。
2、売掛金という後でもらう権利も減った。
1、売上の収益が減った
⇨売上(ー)なので借方の左
(借)売上 10,000 /(貸)
2、後で権利の売掛金が減った
⇨売掛金(ー)なので貸方の右
(借)売上 10,000/(貸)売掛金 10,000
これで仕訳完成です!
返品された時は、逆の仕訳で取り消す!
値引きについて
値引きは、商品代金を安くしてあげることです。
この場合も、返品と同じように逆仕訳を行いますが、日商簿記の2019年の改定により、値引きの処理は3級から削除されています。
Twitterは91話「売上原価勘定で売上原価を計算する」まで公開しています!
簿記きほんのき91
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年2月20日
「売上原価」勘定で
売上原価を計算する
売上原価を仕入勘定で仕訳する
パターンが多いですが💦
売上原価勘定も確認しておきましょう😊#イラスト簿記#勉強垢 #簿記 #簿記2級#簿記3級 #経理#長崎 #日商簿記 pic.twitter.com/mhNIOq2mYn